ガン患者会 希望のいずみ [ NPO法人未来創健 ] がん患者会希望のいずみ  TOPへ
 
がん患者会 希望のいずみ ご挨拶
 
 
 
 
■がん患者会 希望のいずみ 会長ごあいさつ
がん患者会 希望のいずみ
会長 林奈智子


「ガン」と一言で言っても、発症の部所・ステージ・社会的立場・年齢・家族環境などによってそのとらえ方は千差万別。
また、年月を経るとともに、再発や転移など問題のあり方も変わってきて、一筋縄でいかないのがガン闘病です。

自分が立たされている状況によって、欲しい情報はかわってきます。
不安や悲しみでいっぱいの時は、誰かに寄り添っていてほしい・ただ話をきいてもらいたいかもしれないし、体験者の声が希望になるかもしれない。
少し前向きな気持ちが出てきたら、最新の情報や他の治療法も知りたい。
情報が入りすぎると、どれがいいのか、選択したものがいいかどうか判断が難しい。
家族としてできることを相談したいが、どこにきけばよいかわからない。
その気になればいろいろな情報が入るだけに、選ぶのも実行するのも勇気が要ります。

置かれた立場が変わるたびに右往左往するのではなく、ここを通れば自分が求めているものをいち早く知ることができる。ここを通れば、何が必要なのかを得ることができる。
そんな幅広い情報と環境をもった患者会があれば、個人の労力や悩みは少なくてすむのではないでしょうか?

山登りに道しるべや仲間が必要なように、闘病においても、目指す方向性・支えあう人・思いを共有できる仲間は必要であり、闘病のその質をよりよく変えてくれることでしょう。

また同じ頂点をめざしていても、通れるルートは1つや2つではありません。
治癒・より健康的な生活・より心の安心を手に入れるために、自分自身にできることは限り
なくあるはずです。
そのガイド役を担える患者会でありたいと願っています。




 
 
 
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